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2020.12.23

今日の妖怪〈水曜日〉  高橋郁丸妖怪画展より

こんにちは
みつけ市民ギャラリー(ギャラリーみつけ)です。

新潟の妖怪2日目です。

さぁ~て今日の妖怪は

「新潟平野の龍蛇」(新潟市などに出現)
新潟では大蛇や龍のお話がたくさんあります。蛇や龍は水と関係が深く、大きな川や潟・池の多い新潟県各地に現れました。見附市にも龍伝説が伝わります。名木野小学校では今も子供たちが「草薙龍」を劇で演じています。名木野にはヤマタノオロチのお話に通じる地名が今も残っています。縄文時代から人が住んでいた遺跡の残る耳取や、熱田・名木野などです。古い神社やお寺もあり歴史を感じますよ。

「河童と子供たち」(新潟市・長岡市・十日町市・阿賀野市など県内各地に出現)
頭のお皿の水がなくなると途端に力が出なくなる河童。日本各地で目撃情報がありますが、新潟市の猫山宮尾病院には河童が伝えた湿布薬「猫山アイス」(平成元年頃まで処方)がありました。長岡市和島島崎の桑原家は「河童医者」と呼ばれており、良寛さんが由来を書いた血止めと骨接ぎの秘薬「アイス」が伝わっていたそうです。

「天狗」(五泉市・燕市・長岡市・十日町市・刈羽村など県内各地に出現)
日本各地の山で目撃される天狗。鼻が長くて真っ赤な顔の修行者の姿だったり、羽がある鳥頭のカラス天狗もいますね。五泉市の慈光寺はお寺を建てる時に天狗様が力仕事をしてくれたと伝わっています。お寺には天狗堂もあり地元の人が今もお参りしています。

「高橋郁丸妖怪画展」12/27(日)まで展示室1にて開催中です。
どうぞ新潟の妖怪に会いに来てください。

ご来館の際には新型コロナウイルス感染予防のため、玄関での検温・手指消毒とマスク着用の咳エチケットなどにご協力ください。

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