- 終了
- 展示室1
見附市所蔵 平澤熊一《南苑》展示
- 会 期:
- 2023.03.28(火) - 2023.04.01(土)
- 時 間:
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10:00ー22:00(入館受付は21:30まで)
最終日は13:00まで - 休館日:
- 毎週月曜日
見附市所蔵 平澤熊一《南苑》を展示。
2019年の展示から4年。
短い期間ですが、見附に残る昭和初期に描かれた洋画の大作を展示します。
平澤の現存する唯一の大作といわれています。
この機会にご高覧ください。
作品及び会場内の写真撮影は禁止です。ご注意ください。
平澤熊一 1908(明治41)年~1989(平成元)年
1908年(明治41)現在の長岡市摂田屋に生まれる。
1927年(昭和2)建築士を志して入学した工手学校(現在の工学院大学)を卒業するが、在学中に絵画に興味を抱き川端画学校で洋画を学ぶ。
1933年(昭和8)台湾に渡り、4年間滞在して制作に専念し、1936年には同地で個展を開催した。
1937年(昭和12)帰国。東京・豊島区に住み、麻生三郎、井上長三郎ら新人画会のメンバーと交流する。
1938年(昭和13)中国北京に写生旅行。第8回独立美術協会展に《月と貝》が初入選する。
1940年(昭和15)東京・阿佐ヶ谷に移る。第1回美術文化協会展に入選。
1943年(昭和18)第4回美術文化協会展に《南苑》などを出品し、奨励賞を受ける。
1944年(昭和19)東京・池袋付近に広がっていたアトリエ長屋の1つすずめが丘(要町1-13)に移る。
1945年(昭和20)空襲を避け5月頃、長岡に疎開する。
1950年(昭和25)妻の実家のある宇都宮に移り、市内一の沢2丁目に自身設計したアトリエ付住宅を建設する。ここで絵画研究所を主宰し生徒を指導する。
1951年(昭和26)この年の第15回展から自由美術協会展に出品を始める。以後、1981年の第45回展までほぼ毎年出品を続ける。
1955年(昭和30)第17回自由美術協会展に出品、自由美術協会会員になる。
1971年(昭和46)画集『平澤熊一画集 台湾1933-1937』を刊行。
1973年(昭和48)「栃木県内美術の現況展」(栃木県立美術館)に出品。
1977年(昭和52)「栃木県美術の現況展」(栃木県立美術館)に出品。
1984年(昭和59)「栃木県美術の現在 絵画/映像/彫刻」(栃木県立美術館)出品。
1989年(平成元)12月4日死去。享年81歳。
1990年(平成2)「鬼の業 平澤熊一遺作展」(宇都宮市文化会館)開催される。
2012年(平成24)練馬区立美術館で特集展示「平澤熊一展―うちのめされた時がほんとうに人生をしっかり生きるとき」開催される。
2015年(平成27)栃木県立美術館で企画展「昭和を生きた画家 平澤熊一展」開催される。
2018年(平成30)みつけ市民ギャラリー(ギャラリーみつけ)展示室2にて「見附市所蔵《南苑》公開」開催される。
2019年(令和元) みつけ市民ギャラリー(ギャラリーみつけ)2階フロアにて、「没後30年平澤熊一・若井宣雄展」開催される。
《南苑》1943 カンヴァス・油彩 130×194㎝ 見附市蔵