
- 開催予定
- 展示室2
- 2階フロア
夜の風景 猪爪彦一銅版画回顧展
- 会 期:
- 2025.04.05(土) - 2025.04.27(日)
- 時 間:
-
10:00ー20:00(入館受付は19:30まで)
最終日は16:00まで
一部作品の展示販売と画集販売を行います。お支払いは現金のみです。
販売時間 10:00~17:30 - 休館日:
- 毎週月曜日
洋画家であり銅版画家である猪爪彦一(いのつめひこいち)(1951~)は、新潟県を代表する作家であり年間を通して国内外で発表を行っている。絵画作品と並行して1970年代から銅版画を独学で始め、2010年には最初の銅版画集『夜の風景 猪爪彦一銅版画作品集 1977~2009』を出版した。本展では2010年以降の銅版画作品を中心に公開する。原画作成から彫りなどの版作り、そしてインクを詰め刷り上がるまで作品の仕上がりが見えない版画の魅力を、作家は魔法や手品のようだと感じている。深い色としんとした夜を想起させる世界観を会場で体感いただきたい。
「私にとって版画制作は、キャンバスにむかう合間にニードルを手に取るというスタイルです。銅版画の針金のような強い線に魅力を感じて続けてきました。良い銅版画制作の仲間にもめぐまれました。こうして生まれた多くの作品を広い会場で展示し、これを一つの区切りとして又新たに自己の内なる世界を表現したいと思っています。この機会に二冊目の銅版画集も出版予定です。」 猪爪彦一
「卓上の風景」2011
「刻の花」2022
「きのこ」2016