展覧会

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井田英夫 新作展

会 期:
2017.08.10(木) - 2017.08.23(水)
時 間:
10:00ー22:00(入館受付は21:30まで)
休館日:
毎週月曜日

新潟出身画家・井田英夫の新作展を、新潟絵屋(新潟市)と当館で巡回開催いたします。
ギャラリーみつけでは、新潟絵屋から巡回する新作に旧作も加え、見附市で初めて紹介します。
作家来館予定日
   
井田英夫ギャラリ―トーク 8月19日(土)14:00~15:00
(聞き手:大倉宏/認定NPO法人新潟絵屋代表) 入場無料

(新潟絵屋展は7月22日(土)から30日(日)の開催です)

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作家プロフィール

井田英夫(いだ ひでお)/1975年旧新津市生まれ。
97年新潟デザイン専門学校卒。2000年モンセラート美術大学(アメリカ、マサチューセッツ州)卒業。
ミンゴーギャラリー(マサチューセッツ州)で二人展。02・04・06・07・09・10・12・13・14・16年新潟絵屋、05年ギャラリーEMU-st(新潟)、11年久留米市一番街多目的ギャラリー、12年三方舎書斎ギャラリー(新潟)、15年天仁庵(広島)で個展開催。15年8月以降、広島県呉市音戸町に滞在。

展示案内(展示室1/井田英夫2000-2016)

展示室1では、井田英夫の最初期から昨年までの絵画を展示します。
新潟デザイン専門学校で学んだ後、アメリカの美術大学に留学した井田は、のびやかで力強い筆致で描く喜びに目覚めました。帰国後は新潟、九州、広島などを拠点に生活の周辺を描き続けています。

展示案内(展示室2/新作展)

2017年7月に新潟絵屋で開催された「井田英夫新作展」からの巡回作品を展示。


  
去年7月の個展で新潟に戻った井田英夫は、個展後も、しばらく新潟にいて、また広島の呉の音戸に帰っていった。どちらに戻って、どちらに帰るのか、人の姿をしたわたり鳥は、今年も夏の新潟に来て、砂丘館と絵屋とギャラリーみつけの3カ所で個展をする。
寝起きする布団と畳を描いた新作がいい。彼の傑作「走る粗大ゴミ3号」同様に、写真像からのゆがみが観察できる。井田はときに写真を参考にするらしいが、写真で描くのではなく、あくまで目で、ガラスではない肉の目で、見て描いている。人間の目が人間の生きる環境を見る。そのとてもシンプルなことが、美しい色の輝きを持つ絵の姿で、ここにある。
(大倉宏)