2018.09.16
山井敏彦作品一部
松永明作品一部
3連休の週末です。
ギャラリー2Fフロアでは、「陶芸 みつけの作家4人展」を開催中です。
週末は作家在館されています。
藤田征一
藤田征一作品一部
藤田さんは、40代から陶芸を始めました。
作品は、自然の形(植物や生物)や風景からイメージした形を表現することが多いそうです。有機性を感じる作品の温かさは作家の自然に対する考えが形となっているためでしょうか。
最近の作品では造形を追求したオブジェが多くなっていますが、初期の作品では用の美という考えから必ず作品に穴をあけ花器など器として使える形となっています。
制作年代を見比べながら鑑賞しますと作家の作品つくりの変化を楽しむことができます。
藤田征一作品一部
松永明
松永明作品一部
松永さんは30歳から陶芸を始めました。
一緒に制作を楽しむ仲間と意見交換しながら制作したり、様々な作品を観ることから始めたそうです。
作品のテーマは形のないものを表すこと。「方舟」のシリーズから始まる人の人生や時間の流れを表現したいという形の追及は「うたかた」の水の流れの表現、「時の旅人」の悠久の歴史の流れの表現へと続いていきます。
ひとつの土から松永さんは「目には見えなくても確かにあるもの」を作り出しています。
松永明作品一部
会期中の週末は作家在館されています。
この機会に作家から作品についてお話を伺ってください!
永井博作品一部
藤田征一作品一部